自然エネルギー信州ネット「パワーアップミーティング3」開催報告書
【日時】平成28年1月24日(日)14:30~16:30
【会場】松本市市民活動サポートセンター
【参加者数】32名
【役割分担】全体進行:合原
プロジェクト応援テーブル担当:田村・茅野(恒)・浦崎・小田切
(1)開会あいさつ(茅野会長)
(2)趣旨説明 (合原理事、平島理事)
これまで2回のパワーアップミーティングを経た結果、エネルギー種別型の専門部会以外に、会員が主体となって中短期的な課題を解決するためのプロジェクト型の活動が必要との認識に至り、プロジェクトを募集した。プロジェクトチームは規約上、専門部会として位置づける。チームとして立ち上げるかどうかは、パワーアップミーティングを経て、提案が実行に移せそうかを理事内で検討し、3月に開催予定の運営会議で報告する。
(3)プレゼンテーションタイム
プロジェクト名 | リーダー | 所属 |
「衣・食・住」オーガニックライフスタイルの村づくりプロジェクト |
渡邊智恵子 |
株式会社アバンティ |
鬼無里の「あるをつくす」プロジェクト |
吉田廣子 |
NPO法人まめってぇ鬼無里 |
身近な流水に置くだけで発電する小水力発電装置 |
仁科睦弘 |
株式会社仁科工業 |
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信州ネット盛り上 げ隊( 広報・ 交流 促進 プロジェクト) |
田村 恵子(仮) |
自然エネルギー信州ネット |
『信州自然エネルギー白書』について(案) |
茅野恒秀 |
自然エネルギー信州ネット |
小水力を活用した事業展開(仮称) |
前田、中村、新井 |
※ 平沢文彦さんは、当日欠席のためプレゼンテーションは実施されませんでした
■「衣・食・住」オーガニックライフスタイルの村づくり
(渡邉さんが欠席の為、事務局小田切が代理で説明)
2017年春に、小諸市にオーガニックコットンの(株)アバンティ本社を移転。社屋は地元の建材を用いた「ストローベイルハウス」にする予定。「オフグリッド(自家発電)」で運営できるような仕様を目指す。自然エネルギー信州ネットを通じて、村づくりをサポートする運営スタッフを募りたい。
■鬼無里の「あるをつくす」プロジェクト
(吉田さんが欠席の為、事務局小田切が代理で説明)
元旅館の空き家を拠点にした、薪のある暮らし、農業、林業体験交流会実施に向けて企画検討中。里山の暮らし体験参加や空き家の活用を呼び掛けたい。
■身近な流水に置くだけで発電する小水力発電装置
(仁科睦弘さん)
工作が容易で安価に制作でき、土木工事などの設置工事が不要であることから、身近な水路等を利用した発電が可能。特許登録もしている。
H27.9.1~H29.8.31の3年間、高瀬川右岸土地改良区の水路使用許可を得ている。信州ネットの小水力部会で実用化を検討して欲しい。
■信州ネット盛り上げ隊
(田村恵子さん)
自然エネルギー普及啓発の広報、情報発信に取り組んでもらえる仲間を募りたい。プロジェクトリーダーは、プロジェクトの中で決めたい。
■信州自然エネルギー白書
(茅野恒秀さん)
長野県の自然エネルギー利活用の動向を俯瞰できる『信州自然エネルギー白書』を制作・発刊する。『信州自然エネルギー白書2016』は創刊号として、2号以降できれば毎年内容を更新して発表したい。『白書』をつくる過程で、
信州ネットの全県ネットワークの更なる活性化につなげたい。
■小水力を活用した事業展開
(それぞれの自己紹介)
中村直人さん:大町市でのアートイベントで小水力を活用したアートをつくりたい。
新井東珠さん:小谷村で小規模小水力発電の複数ヶ所展開に取り組みたい。
前田 仁さん:さとやまエネルギー(株)では、松本市奈川地区、安曇野地区での小水力発電事業化に取り組んでいる。
(4)プロジェクト提案の盛り上げタイム
関心のあるプロジェクトチームのテーブルで、意見交換。今後どのように進めていくか?などを話し合った。
(5)発表タイム
■鬼無里のあるをつくすプロジェクト
空き家の活用方法について、鬼無里の地域住民を交えた話し合いを繰り返し実施することが大事である。
■身近な流水に置くだけで発電する小水力発電装置
まずは、発電量の測定調査を行ったうえで用途について考える。発電量は50Wを目指す。
■信州ネット盛り上げ隊
①マネジメント部会での取組を検証する
②チームメンバーを募集する
③情報収集のマニュアルづくり
■信州自然エネルギー白書
■小水力を活用した事業展開
自然エネルギーとエコツアーによる地域活性化。
※自然エネルギー信州ネット・パワーアップミーティングは 岡谷酸素太陽光発電所SUWACO Labo還元金を活用しています。