松本公民館による鬼無里での体験学習を実施しました

2016年3月26日(土)

松本中央公民館主催事業「自然エネルギー講座」の体験学習で
松本のみなさんが、長野市鬼無里を訪問。
自然エネルギー信州ネット事務局として、
コーディネート役を務めさせていただきました。

参加者は、松本市中央公民館、東部公民館長、奈川公民館長、
奈川地区地域づくりセンター長、鎌田地区公民館長、
中澤朋代松本大学教授、松本市民の皆様の17名。

松本市は公民館活動が盛んで、「自然エネルギー講座」は
平成25年から始まり、3年間継続的に実施しているとのこと。
市政に関するテーマ型の講座を公民館という社会教育の場で展開し、
市民の学びを広げていく取組だと伺いました。

 

まずは、鬼無里活性化センターで昼食を取りながら、
寒干し大根のつくり方や、山菜の保存方法など
鬼無里の食文化について、
NPO法人まめってぇ鬼無里事務局長の吉田さんから説明がありました。

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自然エネルギー信州ネットの事業を担う、一社)自然エネルギー信州パートナーズと鬼無里の皆さんで取り組んでいる太陽光発電施設を見学。
多雪地域で「雪に耐えるのではなく、雪をかわす」発想での設計。
資金調達は、おひさまエネルギーファンドによる市民出資。
初期コストを抑えるため、自分たちで土木・設置工事を行い
20年間地域の皆さんと管理していく協同事業について
参加者の皆さんに関心を持っていただきました。

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ロケットストーブのある西京の家では、
暖房、給湯、調理の機能を備えた手づくりのロケットストーブを見学。
講師の小田切隆一さんからロケットストーブのしくみや、特徴を聞きながら
土壁と木の家の保温性についても放射温度計で確認しました。

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一斗缶を活用したポケットロケットストーブを組み立てて
薪ステーションに移動です。

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LLP鬼無里薪ステーションでは、事業の目的や今後の課題について
NPO法人まめってぇ鬼無里理事の有澤さんからお話を伺いました。

含水率計で、木の含水率を測ったり
ポケットロケットストーブで豚汁を温めてみんなで食べながら情報交換。
豚汁の味噌は鬼無里の大豆と米でつくった自家製です。

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後日、松本公民館のご担当者から、以下のご感想をいただきました。

弊館主催講座のコーディネートをありがとうございました。
帰りのバスの中でも、特に「ロケットストーブの説明は分かりやすく、もっと早く講義を受けたかった」と多くの参加者が口々にしていました。
また、太陽光発電所の「逆転の発想」や、薪ステーションでの地域おこしですとか、多くの刺激を受けたようです。

こちらこそ、ありがとうございました。
これからも、いろいろな地域との交流の機会を設けられたらと思います。
(事務局 小田切)