【小水力発電】馬曲川水力発電所

「馬曲温泉 望郷の湯」に電力を供給しています

 遠く北アルプスを望む、木島平村の馬曲温泉(まぐせおんせん)望郷の湯。
この温泉は馬曲川(まぐせがわ)の水資源を活かした村営発電所「馬曲川水力発電」から得た電力で、揚湯ポンプ、送湯ポンプ、ボイラー室、馬曲温泉管理棟、室内風呂、露天風呂、外灯の電気をまかなっています。

 村営の馬曲川水力発電所は、昭和63年に馬曲温泉公園の専用電源施設として建設されました。日本で最初にターゴインパルス水車を導入した発電所で、砂防ダムを利用して取水する「流れ込み式」を採用しています。発電形式は「水路式」で落差を得ています。

 ロッジ風の木造建屋は「えっ、これが発電所?」と思ってしまうほど、周囲の景色に溶け込んでいます。発電施設の見学も可能です。北アルプスの眺めと、源泉100%の温泉を楽しみながらの小水力発電見学はいかがですか?

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名称

馬曲川発電所

所在地

長野県下高井郡木島平村往郷

設置

1988年(昭和63年)10月

最大出力

95kW
水車形式:ターゴインパルス水車
発電機形式:三相同期ブランシス発電機 
有効落差:65m
流量:0.22m3/s

管理者

 馬曲温泉 望郷の湯
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