【小水力発電】大岡浅刈小水力発電所

大岡小・中学校に必要な電気を供給しています

 浅刈(あさかり)小水力発電所は、(財)新エネルギー財団による「ハイドロバレー計画策定調査」の結果に基づいて、2006年(平成18年)に詳細調査を行い、事業の実現が可能であるとの結論を得て建設されました。信濃川水系樋ノ口沢に既設の浅刈砂防ダムの農業用水放水管に水車発電機を設置し、最大6.7kWを発電します。発電後の水は、砂防ダムの副ダムに戻すので農業用水等にも影響を与えません。

 ここで発電した電力は、大岡小学校、大岡中学校に供給しています。夜間や学校の長期休暇の際の余剰電力は、RPS制度の認定施設として中部電力に売電しています。年間想定発電電力量葉46,000kWで、これは、大岡小・中学校が1年間に使用する電力量のおよそ半分に相当します。原油に換算すると11kL/年で、ドラム缶55本分のエネルギー量です。温室効果ガスのひとつであるCO2削減に寄与するとともに、発電所からの電力の供給先が近くにあれば送電ロスも少なく大変効率的です。

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名称

大岡浅刈小水力発電所

所在地

長野県長野市大岡甲

設置

2008年(平成20年)3月

最大出力

6.7kW
水車形式:横軸クロスフロー水車
発電機形式:三相誘導発電機 
有効落差:13.7m
流量:0.22m3/s

管理者

  長野市環境政策課
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