エネットまつもと 9/25(金)夜、「気候アクションinまつもと2020」を松本市市民活動サポートセンターで開催。

9/25(金)夜、「気候アクションinまつもと2020」を松本市市民活動サポートセンターで開催。
[2020.09.27]

世界気候アクションの日の9/25(金)夜、「気候アクションinまつもと2020」“地域で、私たちの暮らしで、今までとは違う○○を発見!”を松本市市民活動サポートセンターで開催しました。
 11人の参加者が、気候危機をメインテーマに、それぞれが話題を出し合い、みんなで語り合って考えを深めたり、気づきを得るための90分でした。

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 エネット代表の平島さんから、世界のCO2の排出量の変動についての話題提供からスタート。石炭火力発電をストップさせることの大切さと世界的にも遅れている日本の政策について、小水力発電をもっと推進したいが課題が多い現状と自然環境との共存の大切さについて、省エネルギーのキーテーマでもある建物の断熱性能とその基準問題、上田市の市庁舎建築で取り入れられているZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の話題、松本市のエネルギー政策と再生可能エネルギー拡大の可能性について、SDGsの啓発の話題、グリーンカーテン利用でクーラーなし生活の実践の話題などなど、みなさんが日々思っていたり、取り組んでいることなどを話題に、みんなで自由に語り合いました。

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 結論を見つけるための語り合いではなかったですが、私たちの生活や経済活動を根本的に見直さなければいけない時期にきていることは、参加者全員の共通認識でした。だから、もっとたくさんの人に、この差し迫った課題を知ってもらい、自分ごととして認識してもらわないと、なかなか前進しないのが実状だということも強く感じました。

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追伸
エネットまつもとは、松本市議会に「松本市が気候非常事態を宣言する」ことを求める決議をするように請願し、6月議会で全会一致で決議されました。
松本市のグリーンディール政策によい影響を与える宣言の発表を期待したいです。
(添付pdfが決議文です)

(文・写真 渡辺 勉)